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興梠、昌子、植田に続け!鹿島ルーキーDF林尚輝 出世背番23に誓い「日本を代表する選手に」

[ 2021年2月17日 16:21 ]

鹿島の新加入会見に出席した(左から)舩橋、須藤、林、常本、早川
Photo By スポニチ

 J1鹿島の新加入DF林尚輝(22=大体大)が、“出世番号”での飛躍を誓った。チームは17日、オンラインで新加入会見を実施。背番号23を背負う即戦力センターバックは「23番という背番号は、多くのすごい選手が着けてきた番号。自覚を持って戦いたい」と、新天地での意気込みを語った。

 鹿島の「23番」の系譜を継ぐ。同番号はかつてFW興梠慎三(34=浦和)、DF昌子源(28=G大阪)、DF植田直通(26=フランス1部ニーム)らが鹿島1年目で背負い、いずれも日本代表へと羽ばたいた。林は「そんな先輩方と同じように、日本を代表する選手になりたいと思っている」と青写真を描いている。

 大学時代は、上位5人に与えられる学業優秀者に3年連続で選出。スポーツメンタルトレーニングを学び、精神力を磨いてきたという。林は「プロになるためにはメンタルが大切だと思った。メンタル強化を学べたことが1番大きく、ここ鹿島に入ることができた要因でもある」と、文武両道でプロ入りをつかんだ。

 13日まで行われた宮崎キャンプでは、課題と同時に手応えもつかんだ。J2長崎との対外試合では3、4本目に先発出場。自慢のフィジカルを武器にした対人プレーで失点は許さず、林は「ポゼッションは課題だが、自分の長所の前で(相手FWを)つぶすことはできた」。1年目でも遠慮はいらない。厳しいチーム内競争を勝ち上がり、23番が夢への第一歩を歩む。

 また、埼玉・昌平高から加入したMF小川優介(18)は体調不良で欠席。政府による入国規制のため、未合流の新外国人のMFディエゴ・ピトゥカ(28)、MFアルトゥール・カイキ(28)はビデオメッセージを送った。

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2021年2月17日のニュース