鳥栖指揮官　キャンプで攻守スピードアップ実感「手応えはあります、かなり」

鳥栖・金明輝監督
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　沖縄キャンプ中のJ1鳥栖の金明輝監督（39）が11日、オンライン取材を行った。

　1月25日にスタートしたキャンプも終盤を迎えている。指揮官は「どのチームもそうだと思いますけど、手応えはあります、かなり」とここまでの過程に自信をにじませた。

　トレーニングマッチも4試合消化。新加入選手も多く迎えた中「僕たちのやることをできる選手を強化が獲得してくれたので、マッチするのに時間がかからずいいフィーリングを感じてくれている。すごくポジティブ」と話した。

　昨年のベースを引き継いたチームにプラスされたものとして「スピード感。より走れる、より判断も速くなっている」。攻守においてスピードを上げることをテーマとし「間違いなくそういったものはお見せできるかと思っています」と昨年よりさらにアグレッシブなサッカーを披露することを宣言した。

　昨季はリーグ戦開幕7戦未勝利と苦しいスタートとなった。「開幕で最初の5試合は勝たなくてはいけない相手だと思っている」。今季は開幕ダッシュに全力を注ぐ。

　「去年よりもいい形はたくさん作れると思いますし、得点もたくさん取れると思うので自信はあります。去年の始まりが悪かっただけに、うまくいくしかないと思っています」

　J1昇格から10年目。危機はあったが、一度も降格はしていない。4チーム降格の厳しいレギュレーションに挑む今季も“J1常連”に成長したチームの格と意地をみせる。