浦和・柏木、杉本　厳戒態勢の沖縄キャンプ中に外食…規律違反で処分

浦和の柏木陽介（左）と杉本健勇
Photo By スポニチ

　浦和は10日、元日本代表のMF柏木陽介（33）とFW杉本健勇（28）が7日まで行われた沖縄キャンプ中に外食する規律違反があったことを発表した。新型コロナウイルス感染拡大が続く中、クラブは近隣コンビニ以外の外出、外食は禁止していたが、4日午後4～6時ごろ、2選手が飲食店を貸し切り、外食していたという。

　沖縄県は独自の緊急事態宣言を発令し、外出自粛を要請。Jリーグもキャンプ中の外食を控えるよう呼びかけていた中での軽率な行為。浦和は公式サイト上で「このような行為はチームの規律を乱し、クラブとして到底認められる行為ではありません。全ての関係者のみなさまに対し、深くお詫（わ）び申し上げます」と謝罪した。

　クラブ側は翌5日に事態を把握、2選手は6日から練習を外れるとともに処分が科された。昨年も規律違反のあった柏木については「厳重注意と罰金に加え、繰り返しのチーム規律違反行為があったため、トレーニング参加については現状未定」とされた。一方、杉本には「厳重注意と罰金」が科され、10日のさいたま市内での練習から合流している。

　2選手とも事実関係を認めて謝罪し、猛省しているという。事象判明後に受けたPCR検査は陰性だった。