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森保J、国内でW杯2次予選“アウェー”モンゴル戦 3・30フクアリで無観客開催

[ 2021年2月11日 05:30 ]

サッカー日本代表・森保監督
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 日本サッカー協会は10日、3月30日にアウェーで予定されていたW杯アジア2次予選モンゴル戦を日本国内(フクアリ、午後7時半)で開催すると発表した。W杯予選のアウェー戦を国内で実施するのは93年のJリーグ発足後では初。新型コロナ感染拡大に対するモンゴル政府の対策を踏まえ、モンゴル連盟と日本サッカー協会で協議し、アジア連盟から承認された。

 主催はモンゴル連盟で、無観客試合となる。日本サッカー協会の反町技術委員長によれば、モンゴルのコロナ対策は厳格で同国内では6月末まで国際試合の開催が不可。日本開催、会場選定は同国の要望を受けた。行動制限緩和措置アスリートトラックも停止されるなど入国制限も厳しいが、「ハードルを越えられるよう働きかけていく」と反町委員長。開催に向けて、協力していく。

 現在、FIFAではクラブによる代表選手派遣義務の一部緩和を4月末まで延長。入国時やクラブに戻った後に5日間以上の隔離を要す場合、招集義務が免除される。日本協会では欧州組個々におけるクラブに戻った後の「措置」の把握に努める方針。先月、取材に応じた森保監督は国内組だけで戦うプランも想定していた。

 日本代表は4試合を終え、勝ち点12でF組首位に立つ。3月25日のミャンマー戦(日産)に続き、国内での連戦は負担も少なく追い風となる。ミャンマーは政情不安も心配されるが、同国連盟と連絡を取り合い「情報は得てます。3月の日程を消化し、最終予選の切符を決めたい気持ちは強い」と反町委員長。ホームで戦う“アウェー”モンゴル戦で2次予選突破を決める。

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