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飲酒発覚の山辺が初戦で大敗 主将の1年生太田「サッカーには神様がいる」

[ 2020年12月31日 19:43 ]

<関東第一・山辺>関東第一に敗れ肩を落とす山辺イレブン(撮影・沢田 明徳)
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 第99回全国高校サッカー選手権大会が31日に開幕し、2年生部員による飲酒が大会前に発覚した山辺(奈良)は関東一(東京B)と対戦し、0―4で敗れて初戦敗退となった。

 先発11人のうち10人が1~2年生で、5バックの守備で前半は関東第一の攻撃をしのいだが、後半4分に背後を突かれて先制点を献上。その後も失点を重ね、シュートを1本も打てないまま0―4と大敗した。1年生ながら6月から主将を務めるFW太田は、過去も含めて振り返った。

 「試合が始まる前、大会期間中にピッチ外でこのようなことが起きてしまって、ピッチ外のことが全てピッチ内に入ってくるということは今日、改めて身に感じました。本当に、サッカーには神様がいる。ピッチ外での思いやりのある行動が積み重なっていけば、ピッチ内のサッカーの神様はほほえんでくれる。ピッチ外でそういう間違った行動、小さなことでもルールを破ってしまえば、ピッチの中でも一つにはなれない。全力でサッカーをしたくても、ピッチ外の行動で自分たちのサッカーができなくなったり、サッカーに対してまっすぐに向かって試合ができないという風に思います」

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2020年12月31日のニュース