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“プロ内定者4人”埼玉・昌平、日本一に向け1回戦VS高川学園 31日全国高校サッカー開幕

[ 2020年12月31日 05:30 ]

 第99回全国高校サッカー選手権は31日、都道府県大会を勝ち上がった48代表校(東京は2校)が参加して開幕し、首都圏8会場で1回戦16試合が行われる。

 優勝候補の一角で、プロ内定者4人を擁する昌平(埼玉)は30日、埼玉県杉戸町の同校グラウンドで高川学園(山口)との初戦へ向けて約1時間の最終調整。藤島監督は「まずは今季ベストゲームをしたい。攻守ともに攻撃的にいきたい」と意気込んだ。主将のMF須藤直輝(3年)とともに鹿島に内定しているMF小川優介(3年)は「(8強だった)前回のリベンジをしたい。目標は日本一」と強気。厳しいマークが予想されるが、「積極的にボールを触って攻撃を活性化させたい。ゴールに直結するプレーをしたい」と2年連続の“年越し”を誓った。

 《コロナ禍による前回大会からの変更》
 ☆開会式 規模縮小で実施。1回戦8会場で同時開催となり、行進は事前に撮影したVTRを放映する。
 ☆入場制限 準決勝と決勝のみチケットを一般販売する予定だったが、大規模イベントの開催を1月11日まで自粛する方針が政府から通達されたことを受け、全試合で販売中止。出場チームの選手の保護者、学校関係者、応援団のみが観戦可能となる。
 ☆コロナ対策 大会はJFAの「サッカー活動の再開に向けたガイドライン」に沿って実施。選手たちは毎日の定時の検温はもちろん、タオルや飲水ボトルの個別利用などの感染防止策が取られている。

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2020年12月31日のニュース