那覇西　打ち合い制して逆転初戦突破！沖縄と気温10度差も何の

第99回全国高校サッカー選手権　第1日   那覇西（沖縄）4―3ノースアジア大明桜（秋田） （ 2020年12月31日    千葉・フクアリ ）

＜那覇西・ノースアジア大明桜＞前半36分、ゴールを決めた那覇西・金城はスタンドに向かって歓喜のダッシュ　（撮影・西川祐介）
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　那覇西が、怒濤（どとう）の打ち合いを制して初戦突破した。ノースアジア大明桜に4―3で逆転勝ち。前半に2失点を喫するも、2―3で迎えた後半35分から一挙2得点で試合をひっくり返した。

　キックオフとなった午後12時5分の会場気温は6・2度。沖縄とは10度以上の気温差にも、前回出場した先輩らの助言を基に行った寒さ対策が奏功した。アップ時間は通常よりも20分長い計50分間入念に実施。ベンチではダウンジャケットを2枚重ね着して乗り切った。後半39分に勝ち越しゴールを挙げた主将のMF山川樹（3年）は「タフな試合でどっちに転ぶか分からない試合だった。最後まで諦めずにボールを追い続けた結果」と胸を張った。