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清水FW鄭大世が契約満了「現役15年で初めて」も感謝「みんなこういう気持ちだったんですね」

[ 2020年12月23日 14:51 ]

清水を契約満了となったFW鄭大世
Photo By スポニチ

 清水は23日、J2新潟に期限付き移籍していた元北朝鮮代表FW鄭大世(36)と来季の契約を結ばないと発表した。

 鄭大世はクラブを通じてコメントを発表。「来年は日本平の桜の下で家族写真が撮ることができなくなりました。清水で5年。子供がずり這いから、クロールや側転ができるほど成長しました。毎日元気にトランポリンで飛びまくってます。昨日お風呂で成長した体をみて、満了という事実を胸に抱きながら、感慨深く二人を強く抱きしめました。妻もキムチを本当に頑張ってくれました。時が経つにつれどんどん愛が深まってます。それと同じように清水という街とクラブを家族のように愛してます」と清水への愛を語った。

 「現役15年で初めての契約満了です。ドイツ時代、内田、香川、安田と、いずれ俺らにもその時がくると話してました」と明かし、「ニュースで満了の選手の“感謝しかないです”というコメントを読み、心の中では不満で怒り狂ってるんだろうと思ってましたが、僕の心からも素直にその言葉が浮かび上がってきます。みんなこういう気持ちだったんですね。感謝しかないです。ありがとうございました」と結んだ。

 鄭大世は川崎F、ボーフム(ドイツ)などを経て、2015年7月にKリーグの水原から清水に加入。今年8月に新潟に期限付き移籍した。なお、新潟も同日、鄭大世の移籍期間が満了となったことを発表した。

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2020年12月23日のニュース