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J2長崎 元代表・徳永、今季限り現役引退「素晴らしいサッカー人生」

[ 2020年12月23日 05:30 ]

オンライン会見に臨んだJ2長崎・徳永(C)VVN
Photo By 提供写真

 今季限りでの現役引退を表明したJ2長崎の元日本代表DF徳永悠平(37)が22日、オンラインで記者会見し、晴れやかな表情で「やりきった。すべてが素晴らしいサッカー人生だった」と心境を語った。

 早大を経て、2003年からFC東京で15年間活躍。豊富な運動量とフィジカルの強さでJ1では通算386試合に出場した。04年アテネ五輪代表、09年にはフル代表に初招集された。12年ロンドン五輪ではオーバーエージ枠で選ばれて、ベスト4入りに貢献。「選手、監督、コーチ、素晴らしい人ばかりだった。サッカーをしてたからこそ出会えた人もたくさんいた。サッカーをやっていて良かったと思う」と胸を張った。

 18年に地元クラブの長崎に移籍。「加入したときから3年でやめるのは決めていた。J1昇格できればというのはあったが、出し切ったと思います」と悔いはない。長崎のチームメートにはシーズン中に引退の意向を伝えていたといい「J1に上がって送り出しますと言われた。そういう言葉はありがたかった」と感謝した。

 国見高では2年時に高校総体、国体、全国選手権の3冠を達成した。3年時は全国選手権2連覇も達成。「苦しかった思い出の方が多いけど人間形成の部分でお世話になりました」と基礎を築いた3年間を振り返った。今後は未定で、「いつかサッカーに関わる仕事ができれば。長崎のためにも貢献できるような仕事をやっていきたい」と思いを語った。

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2020年12月23日のニュース