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浦和 主将GK西川が残り2戦へ「浦和を背負う責任がある。爪痕を残したい」

[ 2020年12月13日 14:48 ]

笑顔でランニングする浦和GK西川
Photo By スポニチ

 浦和の主将GK西川周作(34)が13日、メディアへの今季最後の公開練習を終え、ウェブ取材に応じた。今季も既に来季のACL出場が消滅し、目標設定が難しい状況で16日のアウェー川崎F戦、19日のホーム札幌戦を残すのみとなった。

 「泣いても笑ってもあと1週間、このメンバーで戦えるのは最後。川崎Fにはホームで0―3で敗れている。チケットも完売したと聞いてますし、最後に爪痕を残したい。意地を見せたい」。主将として全選手の思いを代弁した。

 コロナ禍に見舞われた今季は日程変更も繰り返され、難しいシーズンを送った。現時点で西川の選ぶベストゲームには、7月4日のホーム横浜戦(0―0)を挙げた。

 「再開後の1戦目。コロナ禍の影響で2カ月近くプレー出来ず、試合が出来る喜びを今まで以上に感じた。スタッフ、ボランティアの方、ファン、サポーターが用意してくれたビジュアルは今でも鳥肌が立つくらい覚えている。7月4日という日付けもハッキリ覚えている。あの気持ちは今後のサッカー人生でも忘れない」。

 一方、ワーストゲームは6失点で大敗した8月の名古屋戦、11月の横浜戦を挙げた。「今季は崩れる試合が多かった。そういう試合はなくさないと、GKの作業の1つだと思う。来季は安定した戦いができるようにしたい。ACLで神戸が戦っていて優勝して欲しいと思うと同時にあの場所に戻りたいと思う。まずは浦和を背負う責任があるので(残り2戦)、チームのため全力で戦うのみです」と話した。

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2020年12月13日のニュース