湘南・鈴木冬一 スイス1部古豪ローザンヌ移籍、五輪世代のレフティーMF

[ 2020年12月8日 05:31 ]

スイス1部ローザンヌに移籍する湘南・鈴木冬一
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 東京五輪世代の湘南MF鈴木冬一(20)が今冬、スイス1部ローザンヌに完全移籍することが7日までに分かった。複数の関係者によれば、既に両クラブ間で合意。移籍金は推定100万ユーロ(約1億2600万円)で、近く正式に発表される見通しという。

 C大阪の下部組織で育った鈴木は、高校3年時に長崎総合科学大付高に転入した異色の経歴の持ち主。19年に入団した湘南ですぐに頭角を現し、プロ2年目の今季も2月21日の浦和との開幕戦で先発し2アシストと実力を示した。1メートル65と小柄ながら豊富な運動量と高い技術を誇る。ウイングバックが主戦場だが、ボランチ、3バックの一角も務めるユーティリティー性も大きな武器だ。

 スイス1部のローザンヌはリーグ制覇7回を誇る古豪。3季ぶりの1部復帰となった今季は、ここまで10戦3勝3分け4敗で10チーム中6位。後半戦での上位進出へ向け補強を画策する中、将来性も含め高い評価だった若きレフティーに白羽の矢を立てた。ローザンヌはフランス1部ニースと提携関係にあり、今後の活躍次第では、ニースへのステップアップ移籍の可能性も開けてくるという。

 今季はコロナ禍の影響でここまで活動休止状態のU―23日本代表だが、鈴木は昨年のU―22日本代表候補合宿にも“飛び級”で招集されるなど、東京五輪出場も期待される逸材。今後はスイスでさらにレベルアップして18人の最終メンバー入りを目指す。

 ◆鈴木 冬一(すずき・といち)2000年(平12)5月30日生まれ、大阪府東大阪市出身の20歳。C大阪の下部組織出身で、高校2年の17年にトップチームに2種登録。同9月にJ3に参加するU―23チームでJリーグデビュー。18年3月に長崎総合科学大付高に転入し、19年に湘南入り。同3月9日の鹿島戦でJ1デビューを果たした。年代別代表の常連で、17年U―17W杯は全4試合に出場し1得点。利き足は左。1メートル65、61キロ。

 ▽FCローザンヌ・スポルト 本拠地はスイス南西部ローザンヌで創設は1896年。国際タイトルこそないがリーグ優勝7回、スイス杯制覇9回を誇る古豪。昨季2部を制して3年ぶりに1部復帰。指揮官は元スイス代表FWのジョルジョ・コンティーニ監督(46)。ホームはスタッド・オランピック・ドゥ・ラ・ポンテーズ(約1万5850人収容)。

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