浦和の19歳MF武田英寿がパワーアップ！　「残り3戦、無駄にしたくない」

J1デビューを目指す浦和MFの武田英寿
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　浦和の高卒ルーキーでU―19日本代表MFの武田英寿（19）がパワーアップした姿を見せる。8日、オンライン取材に応じ「残り3戦、絶対に無駄にしたくはない。自分の武器はシュート、打てる位置に持って行き、いい位置でボールに絡み、たくさん打てれば得点できると思う」。J1デビュー＆得点に意欲を燃やす。

　コロナ禍で迎えたルーキーイヤー。自粛期間からフィジカル強化に励み、体重にして4～5キロは増えた。筋肉の鎧をまとい、シュート威力、守備の強度も増した。一方、ピッチ外で癒やしとなったのは「鬼滅の刃」。今月4日発売の最終巻も早速、読破。「全部読みました！好きなキャラは（鬼舞辻）無惨。最終巻も感動しました」と笑う。日々の充実度をにじませた。

　青森山田高時代は攻撃的なポジションだったが、浦和での主戦場はボランチ。実戦練習中にもベテランのMF阿部からポジショニングを細かく修正してもらうなど日々、進化を続けている。今季は8月のルヴァン杯C大阪戦で初出場もリーグ戦出場はなし。残り3戦、J1デビューが期待される19歳は「勝つことに向かって得点、アシストすることでチームに貢献したい」と力強かった。