選手1人がコロナ感染のJ2愛媛、15日甲府戦の中止を発表「県知事より強い要請があったため」

　選手1人の新型コロナウイルス感染が判明したJ2愛媛は15日、同日午後1時から開催予定だった明治安田生命J2第34節・甲府戦（ニンスタ）について、県知事から強い中止要請があったとし、試合を中止すると発表した。

　クラブは「愛媛県知事より愛媛FCへ、正式に試合中止についての強い要請があったため、試合中止を決定しました」と発表。「感染経路が不明であることなどから、その他の選手・スタッフについても保健所が実施するPCR検査を受検し、その結果をふまえて試合を開催すべきとの判断により、中止を要請されたものです」と説明した。中止となった試合の代替日については、決定次第発表される。

　クラブはこの日朝、選手1人の新型コロナ感染を公表。保健所による濃厚接触者の判定により、当該選手以外の選手4人、トップチームスタッフ1人が濃厚接触者と判断されたことから、開催可否を協議していた。

　当該選手は11日の第33節・北九州戦（ミクスタ）に出場。12日はオフで、13日のトレーニングに参加した後の午後8時頃に38・9度の発熱が見られ、14日にPCR検査を受けて陽性が判明した。