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U-19日本代表・影山監督「海外移籍で終わりではない。活躍しないと…」 パリ世代の欧州挑戦で持論

[ 2020年11月15日 19:45 ]

真剣な表情で選手のプレーを見つめる影山監督(左)
Photo By スポニチ

 来年のU―20W杯出場を目指すU―19日本代表が15日、千葉・JFA夢フィールドで4日間の候補合宿をスタートした。同世代のエース候補でFW斉藤光毅(19=横浜FC)が、来季ベルギー2部ロンメルに移籍が決定。来季以降の招集は国内以上に難しくなることが予想されるが、影山雅永監督(53)は「いよいよ、U―19でこんなことが始まったんだなと感じています」と感嘆した。

 スペイン1部ビジャレアルの日本代表MF久保建英(19)と同年代。すでにJリーグデビューを果たしている選手が多い期待のパリ五輪世代ではあるが、影山監督は「数年前の五輪チーム(U―23)でも、海外選手はそんなにいなかった」と振り返る。U―19の年代で海外選手の招集について、考えるようになったこと自体が驚きだ。それでも「海外移籍で終わりではない。そこで活躍しないとその移籍が良かった、日本全体がそんな選手を生み出すまで成長したと言えない。招集する難しさがある一方で、彼らの活躍を期待したい」とエールを送った。

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2020年11月15日のニュース