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履正社が6年ぶり3回目の全国切符 目標は初制覇&青森山田へのリベンジ

[ 2020年11月14日 20:15 ]

大阪の頂点に立ち、記念撮影をする履正社の選手とスタッフ
Photo By スポニチ

 全国高校サッカー選手権大阪大会の決勝が14日、ヤンマースタジアム長居で行われ、履正社が6年ぶり3回目の優勝を果たした。金光大阪との一戦は、前半31分にCKをFW神田拓海(3年)が頭で合わせ、4試合連続ゴールで先制。後半に入ると、相手の持ち味であるロングスローやセットプレーでピンチを迎えたものの、粘り強い守りを発揮し1―0で勝ちきった。

 「やりたいことができなかったけど、一発勝負の中で、子どもたちが集中力を切らさずにやってくれた」と振り返った平野直樹監督。激戦区大阪の代表として「大阪は熱心な指導者が多くて、そのバトンを受け継いでいるのが我々。皆さんが育てた選手が“これぐらい頑張っていますよ”というのを見せたい。日本一を目指したい」と決意を語った。

 初制覇に加え、全国での目標の一つが青森山田へのリベンジだ。新型コロナウイルスの影響で全国高校総体が中止になった中、この8月に和倉ユースサッカー大会に参加。全国の強豪16チームによる大会で決勝まで進みながら、最後は青森山田に5―0で敗れ準優勝となった。主将のMF赤井瞭太は「和倉で(負けて)選手1人1人の目つきが変わった。リベンジできれば」と言葉に力を込めた。

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2020年11月14日のニュース