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リバプール マネ2発で大型補強チェルシー下し開幕2連勝!南野は今季リーグ戦初出場

[ 2020年9月21日 02:32 ]

プレミアリーグ第2節   リバプール2―0チェルシー ( 2020年9月20日 )

チェルシー戦で2点目を決め喜ぶリバプールFWマネ(AP)
Photo By AP

 プレミアリーグ連覇を狙うリバプールが20日、敵地でチェルシーと対戦。セネガル代表FWマネが2得点を決める活躍で2―0の勝利に貢献。先日バイエルン・ミュンヘンから加入したばかりのスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラを後半頭から移籍後初出場させるなど、数的有利となった状況を生かして開幕2連勝。日本代表MF南野は後半41分から途中出場し、今季リーグ戦初出場を飾った。

 昨季4位のチェルシーは新シーズンに向け大型補強を敢行。ドイツ代表FWウェルナー、MFハフェルツ、イングランド代表DFチルウェルらを総額2億ポンド(約271億円)を超えるとされる移籍金で獲得。連覇を狙う王者リバプールにとって開幕2戦目にして最初の“大一番”を迎えた。

 リバプールはジョー・ゴメスが打撲、マティプが筋肉系のトラブルにより負傷欠場。ベンチ入りした本職センターバックがDFファンダイクのみという状況のなか、昨季も同ポジションでプレー経験のあるMFファビーニョが4バックの中央でファンダイクとコンビを組むことになった。

 試合は前半から互角の攻防。互いに好守の切り替えが早く見応えのある攻防が続くと、前半終了間際にリバプールに決定機。自陣ゴール前まで迫られたところから素早いカウンターを発動。GKアリソンからパスを受けたMFヘンダーソンが相手DFラインの裏へスルーパス。これに反応したFWマネが抜け出すとDFクリステンセンに後方から倒されフリーキックを獲得。さらにVAR判定によりクリステンセンがレッドカードを受け一発退場。これが試合の流れを大きく左右する判定となった。

 0―0で前半を終えると、数的有利になったリバプールのクロップ監督が後半頭から動く。バイエルン・ミュンヘンから加入したばかりMFチアゴ・アルカンタラをMFヘンダーソンに代え投入。4―3―3の布陣は変えずに、より攻撃的な意識を高めると後半開始5分で先制点。FWフィルミノがFWサラーとのワンツーで右サイドを崩し中央へラストパス。この優しいクロスをFWマネが頭で合わせネットを揺らした。

 勢いに乗るチームは4分後に追加点。ゴール前で相手GKに激しいプレスをかけたFWマネが巧みにボディフェイントからパスコースを読み切り、GKケパの縦パスをカット。そのまま右足でゴールへと流し込んだ。

 後半30分にはPKのピンチを迎えるも、ジョルジーニョのシュートをGKアリソンがファインセーブ。見事無失点で強豪撃破に貢献した。

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