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メッシ側がリーグ機構に反論の声明 875億円違約金適用の見解に「明らかな間違い」

[ 2020年9月4日 22:42 ]

メッシ(AP)
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 スペイン1部バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)が退団を求めてクラブと対立している問題で、メッシ側が4日、クラブ側の見解を支持していたスペインプロリーグ機構(LFP)に反論する声明を発表した。

 メッシ側は、代理人を務める父ホルヘ氏(62)の署名が入った声明で、契約の条項(8.2.3.6)では「2019~20年シーズン終了後に選手側が契約終了を望んだ場合は、違約金(7億ユーロ=約875億円)は適用されない」と記されていると主張。ゆえにクラブ側の見解を支持したリーグを「明らかな間違い」と非難した。

 メッシは8月25日に正式な文書で退団する意思をクラブへ通達。メッシとクラブは、2021年6月末まで残っている契約の条項の解釈をめぐって、真っ向から対立してきた。

 メッシ側はシーズン終了後に希望すれば違約金なしで契約を解除できるという条項の行使を求めた一方で、クラブ側は条項の行使期限が6月だったため無効と主張してきた。

 リーグは8月30日にクラブ側を支持すると発表。メッシとバルセロナとの契約は現在も有効であり、移籍には契約に定められた違約金(7億ユーロ)が支払われる必要があるとの見解を示していた。

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2020年9月4日のニュース