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メッシ 新シーズンへ全力を尽くすと誓うも来季以降は言及せず

[ 2020年9月5日 03:42 ]

メッシ(AP)
Photo By AP

 スペイン1部バルセロナに退団意思を通達していたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)が4日、残留することを正式に表明した。

 Goal.comで公開されたインタビューで、新シーズンに向けて全力を尽くすことを誓ったものの、2021年6月で満了する契約については言及しなかった。

 メッシは8月25日に正式な文書で退団する意思をクラブへ通達。2000年に下部組織入りしてから20年にわたって所属してきたバルセロナを去るという一大決心を、大騒動の末に取り下げるという結果となったが「バルサでプレーを続ける。どれだけ退団を望んでいたとしても、バルサのために最善を尽くすという姿勢は変わらない。自分は常に勝ちたいし、負けず嫌い。ずっとクラブにとって、チームにとって、自分にとっても最善を求めてきた」と説明した。

 ただし、ロナルド・クーマン新監督(57)を迎えた新シーズンに向けては「何が起きるかは分からない。新しい監督、そして新しいアイデアがある。それは良い事だが、チームがどうなっていくか見極めなければならない」と慎重な姿勢で「自分に言えることは残るということ、ベストを尽くすということだ」と語った。
 次の焦点は来年6月の契約満了後の去就だが、今回メッシは言及しなかった。契約満了6カ月前の来年1月からは他クラブとの交渉が可能。バルセロナ側は2年の契約延長を提示していると伝えられているが、今後もメッシの退団の可能性はくすぶり続けることになりそうだ。

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2020年9月4日のニュース