鈴木武蔵　ベルギーデビューでいきなり見せ場

ベルギー1部・第4節   ベールスホット0―3スタンダール （ 2020年8月30日    アントワープ ）

鈴木武蔵
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　J1札幌からベルギー1部ベールスホットに完全移籍した日本代表FW鈴木武蔵（26）が新天地デビューを果たした。

　30日、ホームのスタンダール戦に初めてベンチ入り。0―2とされた直後の後半32分、背番号10の鈴木が交代で出場した。

　いきなり見せ場をつくった。後半36分、右足で強烈なミドルシュート。相手GKの好守に阻まれたが、その1分後には左足でシュートを放った。これは左ポストを直撃し、惜しくもデビュー弾はならなかった。

　その後、ドリブルでピッチに足を取られる場面もあったが、アディショナルタイムには右足で空振りした後に左足でシュートを放つなど、最後までどん欲にゴールを狙った。

　3年契約で加入。19日の会見で「チームで一番点を取り、ゆくゆくはリーグで一番点を取れる存在になりたい」と意気込みを語っていた鈴木。初得点はお預けとなったが、欧州挑戦の初戦でアグレッシブさをアピールした。