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天皇杯静岡予選 常葉大・澤登監督 初の全国へ 現チーム名で初の出場決めた

[ 2020年8月30日 20:45 ]

天皇杯第100回全日本サッカー選手権大会静岡県代表決定戦   常葉大3―1藤枝市役所 ( 2020年8月30日    藤枝市民 )

現校名で初の天皇杯出場を決めた常葉大
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 元日本代表MFの澤登正朗監督(50)率いる常葉大が、現チーム名で初の天皇杯出場を決めた。FW小松慧(けいと、2年=青森山田出)の前半2分の先制点、2―1の後半1分の追加点と効果的な2発に、DF中道慶人(4年=藤枝明誠出)の豪快なミドルで快勝した。

 澤登監督は、清水選手時代の天皇杯の最大の思い出に「負けてしまいましたが」98年度第78回大会決勝・横浜F戦でのダイビングヘッドでの先制点を挙げるとともに「優勝(第81回01年度)もしていますし、悔しさも喜びも経験しています。ジャイアントキリングを目指しながら、歴史ある大会でプレーできるうれしさを(選手に)伝えていきたいです」。9月23日、ホンダFCとの初戦(2回戦)に向けて意欲も新た。青森山田時代に全国高校選手権大会優勝を経験している小松は「天皇杯は先輩方や自分にとってアピールの場」と、活動拠点が近いアマチュアの雄との「都田ダービー」へ目を光らせた。

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2020年8月30日のニュース