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FC東京 敵地でドロー、また勝ち点1 長谷川監督は新戦力に希望「出てきたのは大きい」

[ 2020年7月26日 21:54 ]

明治安田生命J1第7節   FC東京2―2鹿島 ( 2020年7月26日    カシマ )

<鹿島・FC東京>前半、FC東京・渡辺はヘディングでゴールを決める(撮影・西尾 大助)
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 またしても勝ち点3を得られなかった。FC東京は本調子を取り戻せない鹿島と敵地で引き分け。2試合連続で勝ち点1を得るに止まった。

 0―1で迎えた前半45分、左CKに日本代表DF渡辺剛(23)が頭で合わせて同点。終了間際にはDF森重真人(33)が右CKからヘディングで逆転弾をたたき込んだ。しかし、後半30分に一瞬の隙を突かれて2―2とされ、そのまま試合終了の笛を聞いた。

 長谷川健太監督(54)は「非常に素晴らしい入りができて15分までに1点を取れていれば違う展開になったのではないか」としたうえで「90分を通してアグレッシブに戦う姿勢を出してくれたのが大きかった。勝ち点1を取って帰れることをポジティブに捉えたい」と話した。

 7月は2度の3連戦で6試合を消化。8月には5連戦を含む7試合と過密日程が待ち受ける中、新戦力の台頭は希望の光の一つだった。前節の札幌戦ではFW原太智(21)がJ1初出場を果たし、今節はMF内田宅哉(22)がJ1初先発。指揮官も「内田が初先発でいいプレーをしてくれて、今後に期待したい」とし「チームにとっては勝ち点1も大きいが新戦力が出てきたのは大きい。8月中旬以降に連戦が続くが、チーム全体でしっかりと戦っていきたい」と言葉に力を込めた。

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2020年7月26日のニュース