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神戸 G大阪に敗れ5戦ぶり黒星…イニエスタ“芸術的スルー”からの好機生かせず無得点

[ 2020年7月26日 22:05 ]

明治安田生命J1第7節   神戸0―2G大阪 ( 2020年7月26日    ノエスタ )

<神戸・G大阪>試合に敗れ、肩を落とすイニエスタ(左から2人目)ら神戸イレブン(撮影・後藤 大輝)
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 神戸は本拠でG大阪に0―2で敗れ、今季2敗目。MFイニエスタが芸術的なスルーパスで何度も好機を演出したが、GK東口の好守などに阻まれ無得点。5試合ぶりの黒星を喫した。

 神戸はコンディション不良で戦列を離れていたベルギー代表DFフェルマーレンが復帰。今季リーグ戦初出場で初先発となった。前半はMFイニエスタを中心にボールポゼッションをしながら攻撃を展開。20分にはイニエスタがFW古橋とのワンツーからペナルティーエリア手前中央でボールをキープ。右サイドを駆け上がったDF藤谷に打ち球スルーパスを通し好機を演出。40分には左サイドをドリブル突破した古橋がペナルティーエリア内まで持ち込み左端から右足でシュート。これはGK東口にはじかれゴールならず0―0で後半へ折り返す。

 だが後半17分に失点。攻め上がったDF高尾が前線へ鋭いボールを送ると、DFフェルマーレンが走り込んだFW宇佐美に引きつけられ、フリーのMF小野の元へ。これを小野がダイレクトシュート。このシュートが小野自身の軸足にも当たりループぎみになってしまったためGK飯倉は反応できず。先制点を与えてしまった。

 それでもイニエスタが何度も好機を演出。後半32分には古橋へ絶妙スルーパス。相手DFラインの裏を取った古橋だったがシュートをまたもGK東口に防がれゴールならず。さらにイニエスタは同39分にも右サイドを走るFW小川に絶好のタイミングでスルーパス。ペナルティーエリア内右の深い位置でボールは小川は、そのまま中央へ折り返すも味方に合わせられず。その2分後にFW宇佐美に豪快なミドルシュートを決められ、0―2で試合終了。再三の好機を生かせず今季2敗目を喫した。

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