名古屋　新たにMF渡辺とスタッフ2人のコロナ感染判明　きょう26日広島戦の中止発表

　きょう26日にエディオンスタジアムで開催予定だった明治安田生命J1リーグ第7節の広島―名古屋が延期となった。前日25日に新型コロナウイルス陽性判明となった名古屋のDF宮原和也（24）に続き、新たに選手1人（MF渡辺柊斗23）とチームスタッフの2人に陽性反応。急きょ試合を取り止めた。Jリーグ再開後、新型コロナで試合開催が延期になるのは初。

　名古屋では25日に宮原の感染を発表。同クラブでは6月に感染したFW金崎、GKランゲラックに続いて3人目。リーグ再開後、選手の陽性反応は今回が初めてだった。

　Jリーグの試合開催ガイドラインでは1チームにつき最低14人（GK1人含む）が登録されれば実施。25日にオンラインで緊急会見を開いた清水克洋専務取締役はチーム内外に「濃厚接触者はいない」と説明し、きょうの広島戦へ向けて準備を進めていた。だが同日、選手やスタッフ60人がクラブ独自のPCR検査を受診。新たに見つかったことで状況が一変した。