浦和　横浜FCに快勝で連敗ストップ、今季初先発の槙野「ベテランの意地見せられた」

明治安田生命J1第7節   浦和2―0横浜FC （ 2020年7月26日    ニッパツ ）

＜横浜FC・浦和＞後半、ゴールを決めたエヴェルトン（左から2人目）と喜ぶ浦和・槙野（右）と鈴木（左）（撮影・西海健太郎）
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　浦和が、横浜FCに2―0と快勝し、連敗を2で止めた。4失点した22日の柏戦からセンターバック2人を変更するなど先発5人を入れ替えた一戦。槙野が今季初先発、鈴木も2月の開幕戦以来の先発となったが、相手攻撃を封じ、無失点で勝利に貢献した。

　槙野は「プロ生活でも初めての状況。自分にとっても考え直すいい時間になった。ベテランの意地、経験の差を出せたと思う」。試合前からGK西川、鈴木と話し合い、とにかく90分間、声を掛け合うことを意識した。厳しい時間帯も粘り切ったことが、2得点につながった。

　先制点は後半7分、レオナルドが関根のスルーパスに抜け出し、4戦ぶり今季3得点目を決めた。「チーム全体に自信があり、リスクを回避しながら攻撃できた。（先発した）2試合で決めていなかったのでうれしい。日本に来てから夏に強いんだ」と胸を張った。18年のJ3、19年のJ2に続き、史上初となる異なるカテゴリーでの3年連続得点王へ、順調に突き進む。

　この日、テレビ電話による試合後のメディア対応は、時間の都合から質問者が2人に限定された。レオナルドは「槙野のインタビューが長かったからですね。久々の取材だったのに…。これから槙野とケンカします」と笑わせた。