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清水が協力 静岡市のシェアサイクル「PULCLE」8日サービス開始、山室社長らがセレモニー

[ 2020年6月7日 17:14 ]

静岡市のシェアサイクル事業「PULCLE」のオープニングセレモニーに出席した(左から)鴇田社長、田辺市長、山室社長、パルちゃん
Photo By スポニチ

 J1清水が協力する静岡市のシェアサイクル事業「PULCLE」(パルクル)があす8日からサービスを開始する。7日、清水の山室晋也社長が田辺信宏静岡市長、運営事業者である(株)TOKAIホールディングス(HD)の鴇田勝彦社長らとオープニングセレモニーに出席した。

 Jクラブでは初となる「公認シェアサイクル」。静岡市と(株)TOKAIケーブルネットワーク、(株)トコちゃんねる静岡、(株)OpenStreetが共同で行う事業に広報活動などを通じて協力する。愛称の一部やデザインには公式マスコットである「パルちゃん」が採用された。山室社長は「Jリーグは地域とともに歩むという意義で、我々としても非常に意義深い活動。ぜひPULCLEで街中を駆け巡ってほしい」と呼び掛けた。

 清水は16年から静岡市と連携して地球温暖化対策の普及啓発活動などに取り組んでいる。今回の事業協力もその一環として実現した。田辺市長は清水の協力に対して感謝を表明するとともに「行政としてコロナの後の時代の新生活様式を提案していく上で、シェアサイクルがその先駆けとなることを期待している」。鴇田社長は「エスパルスという強力なサポートが付いて、肩の荷が少し降りました。これからは我々運営主体が市民の皆さまに溶け込むサービスにしていきたい」と意気込んだ。

 「PULCLE」は誰でも利用が可能。アプリから使用予約ができ、市内40カ所に設置される専用駐輪場で貸出や返却ができる。利用料金は15分70円、12時間上限1000円。6月中は1度の使用につき、30分間無料で利用できる。

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2020年6月7日のニュース