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川淵三郎氏「日本人は自粛であっても実行できる国民性だ」27年前、Jリーグスタート時の経験明かす

[ 2020年4月12日 16:26 ]

川淵三郎氏
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 サッカーJリーグの初代チェアマンで、日本サッカー協会会長も務めた川淵三郎氏(83=日本トップリーグ連携機構会長)が12日、自身のツイッターを更新。「禁止」ではなく「自粛」でも、それを実行できる国民性が日本人にはあると訴えた。

 1993年にJリーグがスタートした当時について「Jリーグスタート時はチアーホーンが全会場で普及して応援の行き帰りでも吹き鳴らされていた」と書き出した川淵氏。「スタジアム近隣の住民から苦情が来て試合前の大型スクリーンで自粛を要請した。次節、全くチアーホーンが使用されなくなって驚いた。使用禁止と言ってないのに。日本人は自粛であっても実行できる国民性だ」と続け、禁止ではなく自粛要請でもそれを実行できる日本人の国民性を説いた。

 川淵氏は10日のツイッターでは、新型コロナウイルスにより30年来の友人が亡くなったことを明かし「余りにも身近で同年代だけに悲しみよりも怒りのやり場がない。入院してから二週間で旅立ってしまったとの事。志村けんさんの話から想像して一番辛いと思うのはご家族は見舞いにも臨終にも立ち会えない事。入院中の本人もそれが最も辛かったのでは」と亡き友や遺族の気持ちをおもんぱかっていた。

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2020年4月12日のニュース