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本田圭佑、コロナ禍のブラジルの状況伝える、隔離に反発も「こうなると正解は分からんよね」

[ 2020年4月12日 22:47 ]

本田圭佑
Photo By スポニチ

 元サッカー日本代表MF本田圭佑(33=ブラジル1部ボタフォゴ)が12日、自身のツイッターで、新型コロナウイルス感染が広がるブラジルの実情を伝えた。

 本田はブラジルで発生している“隔離反対デモ”の記事を引用し「今、僕がいるブラジルはこんな状況です。新型コロナよりも、経済崩壊の方が命に関わる危機だという人が多いという現実」とつぶやいた。

 ブラジルも新型コロナウイルス感染者が2万人以上、死者1000人を超えている。ほとんどの州で外出自粛が求められる事態となったが、サンパウロ州政府が出した隔離政策に多くの人が猛反発、市街地でデモが頻発するようになっていた。

 本田は「もうこうなると正解は分からんよね」と吐露。ブラジルの実情を踏まえながら「Stay Homeというのは生活が安定している国であるということ。政府が国民のことを一生懸命考えてくれるだろうという信頼が一定あること。が条件」「様々な理由から家にいろ!って言われたところで、1ヶ月後に子供に食わせる金がない、政府は信頼できないってなりゃ、そりゃ外に出て働くよね」と、デモを行う人々に理解を示した。

 続けて本田は「半強制自粛は給付とワンセット。それはその通り」とツイート。コメント欄では「私も思います」「そうですよね」の声が多数を占めた。

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2020年4月12日のニュース