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ユベントス Cロナ放出も、新型コロナで収入減 移籍先候補にマンU、パリSG

[ 2020年4月2日 17:46 ]

ユベントスのポルトガル代表C・ロナウド(AP)
Photo By AP

 イタリア・セリエAで8連覇中のユベントスが、新型コロナウイルスの影響による収入減のためポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(35)を放出する可能性が浮上した。1日付のスペイン紙マルカが報じたもので、移籍先候補にはマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)かパリ・サンジェルマン(フランス)が挙がっているという。

 新型コロナウイルスの影響で、イタリア随一のビッグクラブであるユベントスでさえも選手の給与をカットするなど経営的に厳しい状況に陥っている。手取りで3100万ユーロ(約37億2000万円)とされるC・ロナウドの高給を支払い続けるのが難しくなってきており、クラブと本人が合意の上で退団する可能性が高まっているという。

 移籍先の最有力候補は、C・ロナウドが2003~09年プレーした古巣のマンチェスターU。本人が過去に復帰を望む発言を繰り返しており、クラブにも高給を支払える経営的基盤がある。またパリSGはブラジル代表FWネイマールか、フランス代表FWエムバペが移籍する場合は、その穴埋めとして獲得に動く可能性はあるという。

 イタリアでは新型コロナウイルスの死者が世界最多の1万3000人を超えるなど深刻な感染拡大が続いており、3月9日から中断しているセリエAなど国内公式戦は再会の見通しが立っていない。ユベントスは3月28日に選手、監督と3~6月の給与カットに合意。公式戦が再開すればカット額について再交渉するとしているが、合計で約9000万ユーロ(約108億円)の削減になるという。

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2020年4月2日のニュース