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森保監督 A代表専任へ U―23契約は今夏まで…五輪延期で兼任解除の可能性高まる

[ 2020年3月30日 05:30 ]

サッカー日本代表・森保監督
Photo By スポニチ

 日本代表とU―23代表を率いる森保一監督(51)の「兼任」が解かれる可能性が高まった。五輪監督としての契約は本来、今夏まで。東京五輪の延期を受け、9月以後はW杯予選と五輪代表の活動が重なり、兼任が懸念されていた。A代表専念を推す声もあり、須原専務理事は「技術委員会で方向性について議論してほしい」と話した。

 これまでも活動が重複する場合はA代表を指揮し、五輪代表は横内コーチに一任。先月の技術委員会でも兼任の可否は議論され、W杯予選に専念することを確認していた。当初は五輪をA代表監督続投への試金石とする声もあったが、延期や技術委員会の再編に伴い、状況も一変した。

 この日、反町康治氏が新たな技術委員長に就任し「日本サッカーの明日を見据え、準備、実行、検証を日々、行っていきたいと思います」とコメント。新たな構成となる次回の技術委員会で「兼任可否」「A代表専念」の議論は本格化する。

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2020年3月30日のニュース