UEFA会長 欧州リーグ打ち切り初言及 6月末までに再開できなければ「シーズン失われる」

[ 2020年3月30日 05:30 ]

UEFAのチェフェリン会長(AP)
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 欧州サッカー連盟(UEFA)のアレクサンデル・チェフェリン会長(52)が新型コロナウイルスの感染拡大で中断中の公式戦について、再開できないまま終了する可能性に初めて言及した。

 28日付のイタリア紙レプブリカのインタビューで、同会長は各国のリーグ、クラブと協議している5月中旬、6月、6月末の再開プラン3つを示した上で「もし、これらの案で再開できない場合は、おそらくシーズンは失われる」とした。6月末までの再開が、今季シーズンを成立させるための“デッドライン”との認識を示したかっこうだ。再開できないまま今季終了となった場合の順位決定、損失の補償などについては言及していない。

 今月9日のセリエAを皮切りに、欧州主要リーグ、欧州チャンピオンズリーグ(CL)などの公式戦は一斉に中断。5月末までに終了予定だった今季公式戦を最後まで消化することを優先するため、17日にUEFAは6月12日~7月12日に開催予定だった欧州選手権を、史上初めて1年延期する決断を下した。

 無観客試合については「他に選択肢がなければ、シーズンを終わらせることを優先すべきだ」としたが、欧州CLなどUEFA大会の決勝の無観客開催は否定した。イタリア、スペインでは非常事態が宣言されて外出は原則禁止となっており、公式戦再開どころか練習再開の見通しすら立っていない。「パンデミックがいつ終わるかは誰にも分からない」とチェフェリン会長。欧州サッカーは先行きが全く見えない厳しい状況に追い込まれている。

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