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ローマ スペイン移動できず遠征断念…新型コロナ禍で欧州リーグ大混乱

[ 2020年3月12日 00:24 ]

 イタリア・セリエAのローマは11日、欧州リーグ決勝トーナメント2回戦第2戦のセビリア戦(12日)で、アウェーのスペインへ移動できなくなったと発表した。

 イタリアでの新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、スペイン政府がイタリアからの全てのフライトを拒否しており、11日に出発予定だったローマのチャーター便も認められなかった。

 地元紙ガゼッタ・デロ・スポルト(電子版)によると、ローマは空路でポルトガル入りし、そこからバスでセビリアに移動する方法も検討したが、結局、遠征を断念した。試合の扱いは未定で、UEFA(欧州サッカー連盟の決定を待っているという。

 欧州リーグでは、12日にミラノでインテル・ミラノ(イタリア)―ヘタフェ(スペイン)が予定されているが、ヘタフェのトレス会長が10日に地元メディアに「状況が大きく変わらない限り、イタリアには行かない」とイタリア入りを拒否するなど、新型コロナウイルスによる混乱が広がっている。
 

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2020年3月11日のニュース