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W杯最終予選も先送りか…AFC緊急会議、2次予選延期なら“玉突き案”

[ 2020年3月4日 05:30 ]

男子サッカー日本代表の森保監督。新型コロナウイルス拡大でW杯予選にも影響必至だ
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 3月のサッカーW杯アジア2次予選の延期が確定した場合、9月開幕予定のアジア最終予選が先送りされる可能性が高まった。2日のアジアサッカー連盟(AFC)緊急会議に出席した日本協会の須原専務理事が3日、帰国。最終予選の日程の再編案が議題になったことを明かした。

 「延期となった場合、最終予選(日程)に手を付ける案も選択肢に挙がりました」。止まらない新型コロナウイルスの感染拡大で緊急会議はW杯予選とACLの日程再編に議論が集中。試合開催はおろか、移動さえも困難な各国の状況を受け、AFCからは幅広い選択肢が提示された。

 W杯予選は国際Aマッチデーの開催が原則。日本代表は26日にミャンマー、31日にモンゴル戦を予定。同2戦を9月に移行する案と、6月に移し、6月の2試合(タジキスタン、キルギス戦)は9月に行う案が議論されたという。ホーム&アウェーの観点から中立地開催は除外された。

 選択肢には現行の3月開催も残されたが、各国の反応は「想像にお任せします」と須原氏。報告された各国のコロナ禍を鑑みれば、開催は極めて困難。今週中にはAFC役員がFIFAと会談し、7、8日には西アジア各国協会とAFCの会議を経て、来週には新たなW杯予選日程が固まる見通しとなった。

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2020年3月4日のニュース