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Jリーグ村井チェアマン、各クラブと「情報共有」強調

[ 2020年3月4日 05:30 ]

Jリーグ・村井チェアマン
Photo By スポニチ

 日本野球機構(NPB)と日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は3日、「新型コロナウイルス対策連絡会議」を設立し、都内で第1回会議を開催。予防法やプロ野球とJリーグの試合における感染リスクの抑制方法について話し合った。次回は9日の予定で18日予定のJリーグ再開や20日のプロ野球開幕についても討議する。専門家チームが早ければ12日にも提言をまとめる見込みで、それを受けて両団体が速やかに最終ジャッジを下す。

 Jリーグの村井チェアマンは会議後、都内で取材に応じ、感染リスクの高い濃厚接触などの定義を改めて専門家から確認し「Jリーグとしてはチーム関係者、選手、コーチングスタッフ、アカデミーも含め徹底した情報の共有と啓発に全力を挙げることが大事」と強調した。毎日の検温など予防に対する知見の共有へ、4日にもコメントを添えたビデオレターを各クラブに展開する方針だ。

 18日のJリーグ再開の可否は12日の実行委員会がデッドライン。9日の第2回会議後に専門家から提言書が提示されるが、村井チェアマンは「財務的な問題を優先して再開に踏み切るのは無責任だ。一番重要なのは国民の安心な生活を取り戻すこと」と再開ありきではないと強調した。

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2020年3月4日のニュース