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セリエA 全試合無観客の可能性浮上 スポーツ省大臣「その決断を下す方向に進んでいる」

[ 2020年3月5日 00:24 ]

 新型コロナウイルスの感染者が急増しているイタリアで、セリエAの試合が開催される場合は全試合が無観客で行われる可能性が浮上した。

 コリエレ・デロ・スポルト紙など地元メディアによると、スポーツ省のスパダフォーラ大臣が4日の会見で、サッカーの試合などでファンの入場を禁止する可能性について問われると「我々はその決断を下す方向に進んでいる」と政府として近く規制することを示唆した。地元の専門家会議では、少なくとも30日間はスポーツイベントを無観客とすることが政府に提言されているという。

 イタリアでは北部を中心にスポーツイベント開催が禁止され、セリエAも一部地域で2節にわたって計10試合が延期されが、感染者は2502人、死者は79人まで増えるなど影響が広がっている。

 4日のユベントス―ACミラン、5日ナポリ―インテル・ミラノのイタリア杯準決勝第2戦の2試合も延期された。

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2020年3月4日のニュース