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鹿島に好相性 藤本の起用ズバリ 神戸 リーグ戦終盤の勢いそのまま

[ 2020年1月2日 05:30 ]

今年の天皇杯決勝で鹿島を下して優勝し、サポーターと勝利を喜ぶ神戸イレブン(撮影・西海健太郎)
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 【中田浩二 視点】神戸の勝因はリーグ戦終盤の好調を維持できたことと鹿島に相性のいい藤本の起用が当たったことだ。経験豊富な外国人が日本人をうまくリードして終盤は安定した成績を残していたが、この試合も中盤でボールを動かしながら、イニエスタが前線に縦パスを出していた。藤本も起用に応えて2点に絡んだ。さらに左サイドも酒井が入ったことで落ち着き、全体のバランスが良くなった。

 守備もDF3人とも強さがあり、攻守の切り替えを早くしてボールを奪う狙い通りにできていた。2得点はともに崩したというより鹿島のミスだが、ミスを見逃さずに着実に決められたのはチームとして成長したところだろう。

 神戸はタイトルを獲ったことで、チームとして自信を付けた。次の目標はリーグ戦のタイトルだが、1年間安定した戦いをするのは簡単ではない。ACLも外国籍選手枠がJリーグより少なくどう戦うか。今季が重要になってくると思う。(元日本代表DF)

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2020年1月2日のニュース