湘南GK秋元、J2町田へ移籍「苦渋の思い」も「新しいチームに生まれ変わる時…それが今なんだと」

　J1の湘南は2日、GK秋元陽太（32）がJ2町田に期限付き移籍すると発表した。移籍期間は2020年2月1日から2021年1月31日。なお、期間中に湘南と対戦するすべての公式戦には出場できない。

　東京都町田市出身の秋元は横浜ユースから2006年にトップチームへ昇格。J2愛媛を経て2014年に当時J2だった湘南入りすると、正GKとしてJ1昇格に貢献した。争奪戦の末、2016年にはJ1のFC東京へ完全移籍したが、翌2017年にはJ2に降格していた湘南に復帰、優勝と昇格に大きく貢献していた。2019年シーズンは11月3日の第30節までは全30試合にフル出場していたが、ラスト4試合ではサブメンバーだった。リーグ戦通算でJ1は137試合、J2は167試合に出場している。

　秋元は湘南を通じて「自分にとっては苦渋の思いではありますが、湘南ベルマーレが新しいチームに生まれ変わる時。それが今なんだと思い、チームを離れることを決めました。チームのサポート、力になれないことをお許しください。今シーズンは地元、町田で湘南ベルマーレでの経験を生かして頑張ってきます」とコメント。

　新天地となるJ2町田を通じては「自分が生まれ育った町田でプレーする機会を与えていただき感謝致します。ファン・サポーターの皆さんと多くの喜びを分かち合えるように頑張りますので応援よろしくお願い致します」と談話を発表している。