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U23アジア選手権に臨む森保ジャパン23選手発表 ジャマイカ戦メンバーから“繰り上げ合格”も

[ 2019年12月29日 11:44 ]

<U-23日本代表メンバー発表会見>メンバー発表する森保監督(撮影・岡田 丈靖)
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 U―22ジャマイカ戦から一夜明けた29日、東京五輪イヤー最初の公式戦となるU―23アジア選手権(1月8日開幕、タイ)に臨むU―23日本代表のメンバー発表が、長崎市内で行われた。12月のE―1選手権に参加した国内組をベースに23人で構成された。

 ジャマイカ戦メンバーからは、2得点とアピールしたシャドーのMF旗手怜央(22=順大)、ボランチのMF松本泰志(21=広島)、3バックの中央を務めたDF岡崎慎(21=FC東京)、さらに杉岡大暉(21=湘南)、谷晃生(19=湘南)が選出された。

 森保監督は5人について、過去に招集した活動での評価も加味しているとした上で「今回(長崎合宿)の活動のトレーニング、昨日(ジャマイカ戦)のパフォーマンスを踏まえてこの招集に至っている」と“繰り上げ合格”に至った経緯を説明した。

 また、欧州組からの招集はMF食野亮太郎(21=ハーツ)1人となった。現時点では1次リーグ3試合に参加予定という条件になっているが、会見に同席した関塚技術委員長は「まだ交渉が続いている」と、1次リーグ終了後も継続して参加できるようクラブと交渉を重ねていることを明かした。

 灼熱のタイで最大6試合を戦うU―23アジア選手権は、東京五輪に向けたシミュレーションとなる。森保監督は「来年の東京五輪に向けてシミュレーションとして生かしていけるように、できる限りの最善の準備をして臨みたい。最後まで勝ち進めるように、そしてアジアの頂点に立てるように覚悟して臨みたい」と力を込めた。

 1次リーグB組に入った日本は9日にサウジアラビア、12日にシリア、15日にカタールと対戦し、A~D組の各組上位2チームが決勝トーナメントに進出。開催国の日本を除く上位3チームが東京五輪の出場権を獲得する。

 U―23日本代表メンバーは以下の通り。

 【GK】小島亨介(J2新潟)、大迫敬介(広島)、谷晃生(湘南)

 【DF】渡辺剛(FC東京)、町田浩樹(鹿島)、立田悠悟(清水)、岡崎慎(FC東京)、古賀太陽(J2柏)、橋岡大樹(浦和)

 【MF】相馬勇紀(鹿島)、森島司(広島)、田中駿汰(大体大)、遠藤渓太(横浜)、旗手怜央(順大)、食野亮太郎(ハーツ)、松本泰志(広島)、杉岡大暉(湘南)、田中碧(川崎F)、菅大輝(札幌)、斉藤未月(湘南)、田川亨介(FC東京)

 【FW】小川航基(J2水戸)、上田綺世(鹿島)

 ☆1次リーグ組み合わせ
 【A組】タイ、イラク、オーストラリア、バーレーン
 【B組】カタール、日本、サウジアラビア、シリア
 【C組】 ウズベキスタン、韓国、中国、イラン
 【D組】ベトナム、北朝鮮、ヨルダン、UAE

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2019年12月29日のニュース