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日テレ、皇后杯3連覇で2年連続3冠! 史上最多更新14度目V 浦和4度目決勝も悲願の初優勝逃す

[ 2019年12月29日 15:54 ]

第41回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会決勝   日テレ1―0浦和 ( 2019年12月29日    NACK )

<日テレ・浦和>決勝ゴールの日テレ・田中(中央)がサポーターの前で皇后杯を掲げる (撮影・大塚 徹)
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 第41回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会は29日、埼玉県のNACK5スタジアム大宮で決勝戦が行われ、女王の日テレ・ベレーザが浦和に1―0で勝利を収め、10年ぶり2度目の3連覇と2年連続3冠を決めた。日テレの皇后杯制覇は史上最多更新の14度目。浦和は5年ぶり4度目の決勝進出で悲願の初優勝を目指したが、女王の前にまたしても涙を飲んだ。

 日テレは前半7分、ともになでしこジャパンメンバーであるFW籾木結花(23)の右CKをFW田中美南(25)が右足ダイレクトで決めて先制。なでしこリーグ史上初の4年連続得点女王&2年連続MVPの主将が決めたこの1点が決勝点となった。今季なでしこリーグで5連覇を果たし、なでしこリーグ杯も2連覇。2回戦から登場した皇后杯も全5試合で17得点2失点という圧倒的強さで3連覇を飾って2年連続3冠達成、11月に開催されたアジア女子クラブ選手権でも初代女王に輝いており、それも合わせれば4冠と女王の力を見せつけた。

 浦和は日テレで監督を務めた2015~2017年になでしこリーグ3連覇を達成した森栄次監督(60)を今季から監督に招へい。前年リーグ戦で日テレから勝ち点16差の4位だったチームを就任1年目で勝ち点3差の2位に押し上げ、皇后杯では一気に初頂点を目指したが、リーグ戦に続いてあと一歩及ばなかった。

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