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リバプール クロップ監督が南野を絶賛「タキがメンバー入りするドアは広く開かれている」

[ 2019年12月22日 01:35 ]

ザルツブルクからリバプールへ移籍する南野拓実(AP)
Photo By AP

 イングランド・プレミアリーグの強豪リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督(52)が、ザルツブルク(オーストリア)から加入した日本代表MF南野拓実(24)をベタ褒めし、大きな期待を寄せた。

 21日、米スポーツ専門局ESPNのインタビューで、南野を現地での愛称「タキ」と呼んだ上で「タキは短期的にも、年齢を考えると長期的にもチームの力になってくれる選手だ」と説明。10月に欧州チャンピオンズリーグ(CL)でザルツブルクの南野はリバプールを相手にアンフィールドで1得点1アシストと活躍しており「ザルツブルクで対戦した時のプレーを見てみんなが知っているように、既に凄く良い選手だ。しかし、さらに良くなるポテンシャル(潜在能力)がある。それは良いことだ」とドルトムント時代にMF香川真司を世界的選手へ飛躍させたドイツの名将は、笑顔で南野に”伸びしろ”があると指摘した。

 短期的にも首位を快走するプレミアリーグ、連覇を目指す欧州CL、FA杯と過密日程に直面するため「元気な選手が必要だ。競争ではなく選択肢。タキがメンバー入りするドアは広く開かれている」と加入後すぐに出場のチャンスがあることを示唆した。

 「エキサイティングな選手で(ザルツブルクで)対戦したのでサポーターもリバプールにふさわしい選手だと分かっている。我々が必要としているタイプの選手。すべての攻撃的なポジションでプレーできるし、おそらく8番(セントラルMF)もできる」と幅広いポジションで起用する考えを示した。

 さらに「素晴らしいグッドガイで、スマート。ドイツ語を流暢に話せるので英語もすぐに覚えるだろう。本当に楽しみにしている」とパーソナリティーも高く評価した。

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2019年12月21日のニュース