J2千葉　スタジアムグルメを客席までお届け！Jリーグ初のサービス実施へ

商品を運ぶジェフィ（C）JEFUNITED　※画像はイメージ
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　J2千葉は16日、スタジアムグルメを客席まで届けるデリバリーサービスを20日の福岡戦と27日の横浜FC戦で実施すると発表した。クラブによれば同サービスはJリーグ初の試みで、プロ野球の数球団を含めた他競技からも視察の依頼が届くほど注目度が高いという。

　本拠地フクダ電子アリーナのホームスタンド側のジェフシートが対象エリア。座席に張られたQRコードを手持ちの携帯電話などで読み取り、商品を注文すると客席までデリバリーしてくれる。トライアルとなる今回は、スタジアムグルメとして大人気の『喜作』のソーセージ盛りやビール等を選択できる。

　経営企画部新規事業準備室の高橋薫室長は「流れが切れず、少ない点数が勝敗を分けるサッカーでは試合中に観客が席を立って買い物に行くことが難しい」と説明。その上で「自席で完結できる新たな価値を付けることで、スタジアムに足を運ぶ人を増やしたい。現地観戦をストレスなく、より楽しんでもらえたら」と笑顔で話した。

　同サービスは株式会社ウフルの『売り子ール』を使用。クラブは来季以降の本格導入を目指して動いているという。