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中村俊輔、横浜FC入団会見で自信、目標は「またJ1の選手になるということ」

[ 2019年7月16日 13:02 ]

<横浜FC>入団会見をする中村俊輔(左)と皆川(撮影・篠原 岳夫)
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 磐田からJ2横浜FCに移籍した元日本代表MF中村俊輔(41)が16日、広島から加入の同FW皆川佑介(27)とともに本拠地のニッパツ三ツ沢競技場で入団会見を行った。

 背番号46の入った新ユニホーム姿で会見場に姿を現した中村は「シーズン中にチームを替えるのはリスクもあるけど、自分のプレーでポジティブな移籍する。パッと思い浮かぶのは、(チームを)J1に上げたい、またJ1の選手になるということ(が目標)」と力強い所信表明。既に映像で今シーズンの横浜FCの試合もチェック済みのようで「誰がどういうプレーをするかは分かっている。最初は(足の付け根の)リハビリになるかもしれないけど、すぐに結果を出せるようにするイメージはできている」と自身初のJ2でのプレーにも自信をのぞかせた。

 また尊敬するカズことFW三浦知良(52)に「お世話になります」とメールを送り「よろしくお願いします」と返信が着たことも明かした。ニッパツ三ツ沢競技場は、桐光高時代からプレーし、横浜ではプロ初ゴールを決めた思い出深いスタジアム。中村も「世界でも一番好きなスタジアム。でも出るだけなく、良いプレーしないと意味がない」と力を込めた。

 会見には奥寺康彦会長(67)、服部健二GMも同席。多くのテレビカメラと報道陣が押し寄せたとあって奥寺会長は「(2人の獲得は)どれだけすごいことかなと思います。すごく大きな力になる。チームには声で鼓舞するような選手があまりいない。中村選手にはピッチ内外で期待している。06年にJ2で優勝してJ1に上がったときの雰囲気と似ている。ベテランと若手がマッチして勢いが増す。2人はそれだけのものを持っている」と期待。服部GMは「ボールをしっっかり握った戦いをしていく中で、DFラインからのビルドアップ、中盤でボールを握って背後へのボールなど、中村選手はそのことを一番改善できる選手だと思い来ていただくことにしました」と獲得の経緯を口にした。

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