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元セレソンMFが語るレアルの重圧…「1日でも100%出せなければ終わる」 “後輩”久保にエールも

[ 2019年7月16日 15:32 ]

元ブラジル代表MFのジュリオバチスタ氏(中央)。左はリーガ・エスパニョーラの東南アジア、日本、韓国、オーストラリア地区プロジェクトマネージャーのイバン・コディナ氏。右はHISの山野邉淳取締役上席執行委員
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 レアル・マドリード(スペイン)などで活躍した元ブラジル代表MFのジュリオバチスタ氏(37)が、後輩の日本代表MF久保建英(18)にエールを送った。

 16日、都内で行われたリーガ・エスパニョーラ(LaLiga=スペインリーグ)と旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)のオフィシャルパートナー契約の記者発表会に、リーガ・エスパニョーラのアンバサダーとして出席。Rマドリードの後輩となった久保について「才能豊かな選手でホープだと思う。ただ課題もある。世界最大級のクラブで求められるものは常に高い。その中で自分の才能を示せることを願っている。母国を背負う重圧もあると思うが、成功することで次の世代の日本選手へドアを開け、夢をつなげる選手になってほしい」と期待を寄せた。

 今年5月に現役を引退したジュリオバチスタ氏は、セビリア(スペイン)、アーセナル(イングランド)、ローマ(イタリア)、マラガ(スペイン)などでプレー。2005~06年にRマドリードでフランス代表ジダン(現Rマドリード監督)、スペイン代表FWラウル(現RマドリードB監督)、ブラジル代表FWロナウドらと銀河系軍団の一員としてプレーし、32試合8得点と活躍した。

 2005年にセビリアから移籍した当時を振り返り「世界最大級のチームには世界トップクラスの選手がいる。自分への要求(の高さ)がカルチャーショックを受けるくらい違う。日々、自分の100%が求められるし、たった1日でも100%が出せなければ終わる。それがレアルでプレーすること」と厳しい環境を説明。「レアルでプレーすることは毎日、セレソン(ブラジル代表)でプレーするのと同じ。常に勝つこと当たり前で、負ければ非難にさらされる」と常勝軍団でプレーする重圧を語った。

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2019年7月16日のニュース