武藤所属のニューカッスル、ベンゲル氏が次期監督候補浮上？ベニテス監督はオーナーと対立で…

　FW武藤嘉紀（26）が所属するイングランド・プレミアリーグ、ニューカッスルの次期監督に、前アーセナル監督のアーセン・ベンゲル氏（69）が就任する可能性が浮上した。4日付の地元紙イブニング・クロニクル（電子版）が報じた。

　2016年3月からニューカッスルを率いるラファエル・ベニテス監督（58）との契約は今シーズン終了まで。選手補強費をめぐってオーナーのマイク・アシュリー氏（54）と意見が対立しているとされるスペイン人指揮官は契約を更新しておらず、6月で退団する可能性がある。

　同紙によると、ベンゲル氏に近い代理人が、ニューカッスル側に打診。クラブ側の第一希望はベニテス監督との契約延長だが、退団の場合はベンゲル氏が就任する可能性があるという。

　フランス出身でフランス1部モナコ、J1名古屋などで指揮を執ったベンゲル氏は、昨シーズン限りで22年の長期政権を築いたアーセナルを退団。本人は現場復帰を希望しており、フランス1部パリ・サンジェルマンのフットボール・ディレクターに就任する可能性も報じられたが、新天地は見つかっていない。