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武蔵 森保ジャパンにサプライズ選出も「チームに馴染むのは早かった」

[ 2019年3月21日 20:41 ]

<日本練習>笑顔でランニングする(左から)宇佐美、昌子、堂安、室屋、香川、南野、鈴木、三浦、乾 (撮影・大塚 徹)                                                                                                                                                      
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 サプライズ選出された大型FWが融合に自信を滲ませた。3月シリーズにリオ五輪世代が10人選出されており、FW鈴木武蔵(25=札幌)は「チームに馴染むのは早かった」と笑顔。森保ジャパンの発足時からアジア杯を除いて同世代が最大勢力を保っており「外から見ていて刺激になっていた」と仲間たちの勇姿を力に変えて日の丸を背負う舞台まで駆け上がってきた。

 森保一監督(50)から求められているのは、最終ラインの背後に抜け出す動きと高さを活かしたエアバトル、前線で起点になることだ。「なるべくペナルティーエリアの幅で動いてくれと言われた。我慢して、そこから動き出すということだと思う。(ペトロヴィッチ監督から)札幌で言われていることに通じる」。指揮官はペトロヴィッチ監督(61)の系譜を継ぐだけに、戦術理解の面でも大きな問題はない。

 森保監督はメンバー発表時に「大迫頼みの攻撃というのは私も見聞きしています。彼が重要な選手であることは間違いない。ただ大迫だけでなく、誰が出てもベストの戦いをしたい」とコメント。怯まずに特長を出し、アジア杯で浮き彫りとなった課題を埋める大きなピースとなる。

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2019年3月21日のニュース