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永井“2戦連発”で主役奪う!浦和撃破へ「チャンス必ずある」

[ 2019年3月9日 05:30 ]

明治安田生命J1第3節   松本―浦和 ( 2019年3月9日    サンアル )

浦和戦へ気合い十分の松本FW永井
Photo By スポニチ

 松本は9日、ホーム開幕戦で浦和と対戦する。FW永井龍(27)は、2日の大分戦で初勝利を呼ぶ初得点を決めた。J1での4年ぶり得点は大きな自信。手応えをつかんで、昨季の天皇杯3回戦で得点を挙げている強敵から“2戦連発”を狙っている。

 舞台は整った。観客席は満員。相手は昨季天皇杯を制した浦和。今季はACLを戦い、日本代表級が何人も所属する屈指のビッグクラブ。メディアも普段以上の数が訪れる。そんなホーム開幕戦で永井は主役の座に狙いを定める。間違いなく今季一番の強敵だが「少ないけどチャンスは必ずある。そこを集中して決めれば、浦和にも勝てる」と決定機を逃すつもりはない。

 昨年7月11日の天皇杯で得点を挙げた。試合は1―2で敗れたが、左クロスをヒールで流し込む技ありゴールだった。良い印象で臨めると思いきや、自らを律するように「去年、こっちはJ2だった。今回は同じカテゴリーで向こうの気持ちも違ってくる。点は取ったけど全く別のチーム」と甘い考えを一切捨てている。

 チームはここまで2試合で2得点。決定機を築けているだけに物足りない数字だ。ゴール前のパスやシュートの精度に、依然として課題が残る。27歳のFWは「個人の技術では足りないところはある。J1のトップとはかけ離れている」と反省しながらも「プレーは共有できている。伸びしろもあると思う」と、課題を修正しながら格上との対戦で力を発揮するつもりだ。

 大分戦では相手のクリアミスを見逃さず、ゴール前に詰めて今季初得点。J1では14年のC大阪時代に決めて以来およそ4年ぶりの得点だった。

 「1点を早い時期に取れたことは大きい。自信にもなる」と手応えを口にした上で「継続して貢献したい。継続しないと意味がない。そういう意味では大事な一戦」。浦和戦では2戦連発を最低限の目標に設定し、勝利に貢献する。

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2019年3月9日のニュース