マンＵ　スールシャール暫定監督、正式に監督就任へ　名門をＶ字回復　

マンチェスターＵのスールシャール暫定監督（ＡＰ）
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　イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドのオーレグンナー・スールシャール暫定監督（４６）が、正式な監督に就任する見通しであると、７日付の英紙デーリー・ミラー（電子版）が報じた。

　クラブＯＢで元ノルウェー代表ＦＷのスールシャール氏は、昨年１２月に解任されたモウリーニョ前監督に代わって今季終了まで暫定的に指揮を執ることが決定。就任から公式戦８連勝を飾るなど通算１４勝２分け１敗という抜群の成績を残し、リーグ戦は１２戦無敗（１０勝２分け）で６位から４位へ導くなど、古巣の名門をＶ字回復させた。

　６日の欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント１回戦第２戦ではアウェーでパリ・サンジェルマン（フランス）を３―１で撃破。２戦合計３―３としてアウェーゴール数で上回り、５季ぶりの準々決勝進出を果たした。ホームでの第１戦に２点差で敗れたチームの逆転突破は欧州ＣＬ史上初の快挙。その手腕に対する評価は高まっており、近日中にクラブから正式監督に任命される見通しだという。

　推定年俸は７５０万ポンド（約１１億円）で、モウリーニョ前監督（１５００万ポンド＝約２２億円）の約半分になるという。

　選手達からの信頼も厚く、イングランド代表ＤＦショーは「チームの誰もがオーレを愛している。彼の仕事ぶりも高く評価されている。これまでの結果を見れば、僕の口から多くを語るまでもないだろう。正式監督に就任する？間違いなくそうなると思う」と話していた。