武蔵“負のデータ”吹き飛ばす！ホーム戦初ゴールで連勝を

明治安田生命Ｊ１第３節   札幌―清水 （ 2019年3月9日    札幌ド ）

２試合連続ゴールの期待がかかる札幌ＦＷ鈴木（左）
Photo By スポニチ

　札幌は９日、清水とホーム開幕戦を迎える。８日は会場となる札幌ドームで最終調整を行い、前節２日の浦和戦で２得点を決めたＦＷ鈴木武蔵（２５）がホーム戦初ゴールを誓った。

　「（長崎時代の）去年ここでプレーして凄くいい雰囲気だった。そこでやれると思うとワクワクする」。鈴木は前日７日に続くドームでの練習を終え、胸を高鳴らせた。チームは敵地２連戦を終え、ようやく札幌に帰還。待ちに待ったホーム戦では、多くのサポーターがこの男に注目している。浦和戦では抜群のスピードを生かし２得点。新エースへ名乗りを上げた背番号９は、この日の練習でも軽快な動きを見せ、２戦連発に大きな期待を抱かせた。

　負のデータも吹き飛ばす。札幌は０７年を最後にホーム開幕戦の勝利がない。「ホーム開幕戦でずっと勝てていないと聞いているので、何とか（サポーターに）勝利を届けたい」と鈴木。さらに「一つでも多くのゴールをドームでも決めたい」と本拠地での得点を思い描いた。チームとしても、個人としても大きな自信をつけた浦和戦の再現は、鈴木のゴールから始まる。