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川崎F小林不敗弾!16年9月以来32戦継続中 今季1号へ「調子凄く良い」

[ 2019年3月1日 05:30 ]

シュート練習する小林(撮影・久冨木 修)
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 リーグ3連覇を目指す川崎Fは、1日に昨年のACL覇者・鹿島をホームに迎え撃つ。今季初勝利を狙うチーム同士の対決で、活躍が期待されるのがエースFW小林悠(31)。16年9月25日の横浜戦以来、得点を挙げた試合は32戦不敗中。不敗神話継続となる今季初得点でアジア王者を撃破し、V3ロードを突き進む。

 主役は譲らない。鹿島戦を翌日に控えた前日練習。小雨が降り注ぐ中、小林は気合の入った表情でシュートの感覚などを確かめた。第2節で早くも実現する両雄の激突。ともに初勝利を目指す中、小林は「(鹿島は)最終的に優勝争いをするチームかもしれない」と予想した上で「直接対決は年2回しかない。その意味でも凄く意味のある試合だと思います」と今節の重要性を口にした。

 今季は元ブラジル代表の長身FWレアンドロ・ダミアンが新加入。小林は1トップから“古巣”の右サイドに主戦場が移った。プレーゾーンは必然的にゴールから遠ざかるが、元々サイドからの鋭いカットインを得意にしている。ゴールへの貪欲な姿勢は変わっておらず「体の調子は凄く良い。ゴールを決められるように頑張りたい」と力を込めた。

 主将でエースの小林が決めるとチームも波に乗る。16年9月の横浜戦以来、小林が得点を決めた試合は32戦27勝5分けと不敗中。特に連覇したここ2年は17年が18戦14勝4分け、昨季が13戦12勝1分け。4月からは12連勝中と無類の強さを誇っている。鹿島戦で小林が決めれば、今季初勝利は必然の流れだ。

 さらに鬼木監督も就任1年目の17年から“勝利のルーティン”を継続中。ホームゲーム開催前日はスタッフらと同じ場所、同じメニューで外食するのが定例で、この日もしっかりルーティンをこなした。J1で過去3連覇を達成したのは鹿島のみ。その相手を撃破しV3ロードを一気に突き進む。

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2019年3月1日のニュース