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リーグ2連覇VSアジア王者は痛み分け…憲剛「ホーム2連戦で勝ち点2はあってはいけない」

[ 2019年3月1日 21:27 ]

明治安田生命J1第2節第1日   川崎F1―1鹿島 ( 2019年3月1日    等々力 )

<川崎F・鹿島>試合後、サポーターにあいさつする川崎F・中村  (撮影・大塚 徹)  
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 史上2チーム目のリーグ3連覇を狙う川崎Fと、昨季アジア王者の鹿島が開幕2戦目で早くも激突した1戦は1―1で引き分けに終わり、ともに今季初白星はならなかった。

 川崎Fは前半9分に元日本代表MF中村憲剛(38)のJリーグ17年連続ゴールとなる直接FKが決まって先制したが、同21分に失点。その後も試合の主導権を握りながら決勝点を奪うことはできなかった。

 試合後、インタビューに応じた中村は「正直もったいない試合。それに尽きる」と悔しそうな表情。0―0で終わったFC東京との今季開幕戦に続いて2試合連続でホーム戦を戦いながらともにドローという結果に「ここまで押し込んでるんだったら決めなきゃいけない。みんな必死に最後まで得点を取りにいったことは評価できると思いますけど、ホーム2連戦で勝ち点2はあってはいけない」と語気を強めた。

 自身は中大から当時J2の川崎F入りした2003年からこれで17年連続ゴール。J1では歴代2位タイの15年連続ゴールとなった。小林が得たFKのボールを「置いた瞬間に決まる予感はあったんで。よくあるんですけど、本当に落ち着いて蹴れました」と“ゾーン状態”だったことを明かしたが、「今季初ゴールということでチームを勢いに乗せられるかなと思ったんですけど、その後、簡単に失点してしまったんで。みすみす自分たちで流れを途絶えさせてしまったというのは全員の集中力の欠如だと思います」と最後まで厳しい表情だった。

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