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レアル指揮官 クラシコへ一丸強調「タイトルは全員で勝ち取るもの」

[ 2019年3月2日 01:22 ]

1日の前日練習でクラシコに向けて調整するモドリッチ(中央)らレアル・マドリードの選手
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 2日にマドリードで、レアル・マドリードとバルセロナが激突する伝統の一戦「クラシコ」に向けた前日会見が1日に行われ、レアル・マドリードのソラリ監督は、優勝争いの行方を左右する大一番にチーム一丸で臨むことを強調した。

 昨年10月に就任した指揮官は18歳のFWビニシウス、22歳のDFレギロンら若手をレギュラーに抜てき。一方で先発落ちしたFWベール、MFイスコ、DFマルセロ、FWアセンシオらが“不満分子”になっていると地元メディアで報じられていた。会見で控え選手について聞かれたソラリ監督は「先発の選手だけではなく、全員が重要だ。タイトルはチーム全員で勝ち取るもの」とした上で「イスコはケガで18日離脱していたが、4日練習して出場できる状態にある。ベールはケガから復帰後、毎試合プレーしているしゴールも決めている。マルセロの価値は皆が分かっている。アセンシオはケガから復帰後、欧州CLのアムステルダム(アヤックス戦)でゴールを決めている」とそれぞれについて説明した。

 直前の2月27日にマドリードで行われた国王杯準決勝第2戦はバルセロナに0―3で敗れ、2戦合計1―4で敗退。ただしシュート数は14対4と圧倒しチャンスはつくっており「前の試合は入らなかったが、これまでゴールを決めてきた。守備はバルサ相手に枠内シュートを2本に抑えた。最終結果は難しかったが、内容は良かったと思う」と手応えを口にした。

 今度はリーグ戦となるクラシコ。首位バルセロナに敗れれば、勝ち点差は12に広がり優勝は絶望となるだけに「クラシコで勝ち点を縮めないといけない」と勝利への意気込みを語った。

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2019年3月1日のニュース